グレイスハウスの価値観、教会観、聖書観に同意してくださり、私たちの集まりに継続的に参加してくださる方たちをメンバーとして考えています。
グレイスハウスには名簿で管理する教会籍という制度はありませんが、メンバーの方たちは家族的な所属意識をもって集まっています。私たちは、神の家族のメンバーとして互いに祈り合い、仕え合う関係の中でキリストのからだである教会が建てあげられていくと考えています。
特別な事情がない限り、すでに他の地域教会に所属されている方の受け入れは原則的に行っていません。長い間教会から離れている、引っ越しで教会を探しているなどの場合は、相談に応じ、世話役会で祈ったうえで受け入れを判断しています。
日本では教団に所属する教会の多くが名簿で管理する教会員制度を採用しています。一方で近年欧米(主にアメリカ)から入ってきたグループではフォーマルな教会員制度を採用していない教会も多くあります。また歴史的にも、会員制度をとっていない教会(ブラザレン、メノナイト、クエーカーなど)も多くあります。いくつかの理由があげられますが、教会がたどってきた歴史的な経緯、制度化することに消極的であること、家族的なつながりを強調していることなどがあげられます。
チャック・スミス師によって始まったカルバリーチャペルのムーブメントは世界に数多くの教会を生み出し、その考え方やカルチャーは他の教会に多くの影響を与えてきました。私(洋二)も少なからず、影響を受けていますが、彼らも、教会を制度化することを極力避けています。(※参考にリンクを張っておきます。https://www.logos-ministries.org/blog/?p=7558)