聖餐式

キリストの死を覚え聖餐式を行う 

教会は、キリストの犠牲の死を覚えて感謝し、聖餐式を行います。 

聖餐式は主の晩餐とも呼ばれ、バプテスマ(洗礼)と並んでイエス・キリストが弟子たちに守るように教えられた二つの礼典のうちの一つです。イエスが十字架にかけられる前夜に、弟子たちととった過ぎ越しの祭りの食事が最初の聖餐式として聖書に記録されています。聖餐式で配られるパン切れ(クラッカー、ウェアハウスなど)は十字架の上で裂かれたご自身のからだを象徴し、ぶどうジュース(ワインなど)は、十字架の上で流されるイエスの血を象徴しています。十字架の上で現わされた神の愛には、大きな犠牲が伴っていました。その犠牲がなければ、救いの道は開かれなかったのです。 

聖餐式は、私たちのために苦しみを受け、罪のない血を流された、イエス・キリストの犠牲の死を記念して行われます。キリストの尊い犠牲を覚えて感謝をささげること、教会に与えられた宣教の使命を思い起こすこと、天に約束された将来の希望に目をとめて励ましを受けること、聖餐式にはそのような目的も与えられています。 また、一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、神をほめたたえてこれを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」また、杯を取り、感謝の祈りをささげた後、こう言って彼らにお与えになった。「みな、この杯から飲みなさい。これは多くの人のために、罪の赦しのために流される、わたしの契約の血です。わたしはあなたがたに言います。今から後、わたしの父の御国であなたがたと新しく飲むその日まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは決してありません。」(マタイの福音書26章26~29節)

さらに詳しく読む → 聖餐式とは?

error: Content is protected !!