天の父の御心を求めて祈る
教会は、祈りを通して天の父のみこころを求める人々の集まりです。
祈りは天の父との対話です。神は私たちに語りかけてくださる方です。祈りの模範である「主の祈り」の中に、祈りの大切な要素がすべて要約されています。主の祈りは、天の父に対する賛美で始まり、御心を求めることがそれに続き、その後に、必要をうったえ、赦しを求め、最後に罪と悪からの守りを求めて締めくくっています。神の子どもとされた私たちは、祈りを通して、どんなことでも天の父にうったえ求めて良いのですが、それがこの祈りの中心には置かれていません。主の祈りの主語を見ると分かるように、これは、神の家族がともに祈る祈りです。もちろん、クリスチャンの個人的な祈りにおいても、この一つひとつの要素が大切であることは言うまでもありません。 クリスチャンがともに集まって、神を賛美し、御心を求め、必要をうったえ、赦しを求め、罪と悪からの守りを求めるときに、神は教会の中に豊かに働いてくださいます。
ですから、あなたがたはこう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名が聖なるものとされますように。御国が来ますように。みこころが天で行われるように、地でも行われますように。6:11 私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください。』(マタイの福音書6章9~13節)